前にも書いたかも知れないけれど、僕の父さんは54歳という齢で転職をした。
転職前は浜松市ではちょこっと名の知れたホテルの支配人、そして今は今年5月にできたばかりのフランス料理レストランの支配人である。

最近、僕も父さんも朝早くから夜は深夜まで仕事をしているためあまり会話を交わしていなかったが、最近母さんから「お父さんねぇ、新しいところに仕事変わったけれど・・・あまり長く続かないかもしれない。」という話を聞いた。
原因は、まぁ仕事を紹介してもらったときと現状のギャップがひどくかけ離れているというのもあるけれど、一番はやっぱり職場での人間関係らしい。

話に聞いただけなのでよくわからないのだけれど、まず父さんにこの仕事を紹介してくれた人(社長)。この人は、このレストラン自体にはカラミがないらしく、その人の息子(茶髪の今時風の若造だってさ)がその店の店長、その下にオーナーの女性1人とフロア担当に女性が2名、で支配人に僕の親父。という社員構成。そのフロア担当の女性というのが社長の息子の彼女とその知り合い。文章に書いただけなのでうまく見えてこないかもしれないが、とにかく『内々』なメンバー構成なのである。このメンバー構成をみただけでも、父さんの存在が浮いてしまうのは目に見えているが、「このレストランを浜松では名の知れたものにしたい」という意思は同じであったのと、自ら店の玄関口に立ちお客様をご案内する『支配人』としての仕事をさせてくれるということで、思い切って転職を試みたらしい・・・なのだけれど。

「今日は草むしりをお願いします。」
「ワインの在庫の管理、まだ終わっていないのでしょ?早くすませてください。」
「それが終わったら早くお皿をさげてく下さいね!」

散々なものだった。
『支配人』ともあろうものが、バイト君でもできる仕事をバシバシ押し付けられ、
オーナーに注意されればすぐに直す女性店員さんも、自分が注意しても全く直さず、後で陰口をたたかれ、
「みんなで分けてくださいね。」とお客さんが持ってきたしなも、まったく自分には分けてもらえず、
休憩中にも、女性同士・身内同士でわいわいやって、自分だけはカヤの外。

正直、僕が同じ立場だったらこんな仕事続けたくない。てか、無理。でも、今父さんに仕事をやめてもらうわけにはいかないし、かといって僕にも母さんにも何もしてやれることはない。自分でなんとかするしかないのである。
 
 

ココで本音。

僕は、父さんが嫌いである。
いや、ちょっといいすぎかな。あまり相手にしたくない、ってところか。

だって、
話をしても、わかってないくせに適当な返事しかしないし、
テレビで映画を一緒に見れば、先の話全部言っちゃうし、
タバコは吸うし、
勝手に人のオヤツを自分のものにしちゃうし。

自分勝手、マイペース。そんなところが大っ嫌い!!

でも、どうしてだろう?
どうしてこんなに腹が立つのだろう。
どうして、社長に、店長に、オーナーにこんなに苛立ちを覚えるのだろう。
どうして、殴ってやりたいと思うくらいイライラするのだろう。
嫌いな父さんのことなんて、どうでもいいはずなのに・・・

おめぇーら、ふざけんなよっ!!!

オレの親父はなぁ、この店を少しでも有名にしようって、本気でも思って頑張ってるんだよ!店が建つ前から一生懸命働いて、社用車もないから自分の車走らせて、自分の携帯使って取引先やらなんやら色々段取り取ってきたの!お小遣いだって少ないのに、それを削ってまでして会社のために尽くしてきたの!!必死こいて頑張ってきたのよっ!!それでようやく店が動くまでになってきたんじゃないかよっ!
それをなんだよ!草むしりってなんだよ!!それ支配人のする仕事か?!そんなことするために今までやってきた仕事をなげうってまでこの店に来たんじゃねぇ〜っつうのっ!!ふざけんなよっ!店が回りだしたらもう要りませんってか?内々だけでワイワイ楽しくやりやがって。親父を完全に蚊帳の外にして。
さいってぇいだ、こんな店っ!!
ふざけんなっ!ふざけんなっっ!!ふざけんなっ!!!!
亜w4y8g9pんハエr5jうへ47−0,6運すぇ5お;gは35@0語wrpjセロjんhyあせr@5お;pgh!!!!


どうしてこんなに、
涙が溢れてくるのだろう。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索