久々の晴れ間、春を感じさせる正午。
研究室に向かうために自転車を走らせていました。すると、道路の脇で縄跳びをする10歳前後の少年たちが縄跳びの練習をしていた。たぶんあれは・・・あやとびかな。そんな光景を見ていたら昔のことを思い出した。

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「はーい、テストをするのでこちらに集合して下さーい!」
小学校の体育館に先生の声が響き渡った。今日は縄跳びのテストの日。課題は、あや跳び30秒で何回跳べるかと、スキップ跳び(だったっけ?)をこなせるかということと、二重跳びを何回できるか。体育は好きだったし得意だったのだけれど、どうしても二重跳びだけはできなかった。テスト前に10分間練習の時間を与えてもらっていたのだけれど、一向にできる気配すらしない。
 しょうがない、二重跳びは諦めようとしぶしぶテストを受けるため先生の前へ。あや跳び、スキップ跳び・・・問題なく満点。さて・・・二重跳びだ。とりあえず努力したんだよってことだけを見せるため、バタバタと跳んでみた。すると・・・

・・・っ!ぉっ!!おおおっ!!!

 跳べる跳べる!!さっきまで全然だったのに、面白いように縄がまわった。1回、2回・・・5回・・・10回・・・
 結局先生が「も、もういいですよ?」って言うまで跳び続けた。今思うと、諦めたおかげで体の余分な力が抜けて跳べたんじゃないかなって思う。
 テストが終わった後、もしかしたらと思ってあや二重跳びにチャレンジしたら、案の定ラクラクにこなすことができるようになっていた。
 いやぁ、人間の成長ってこんなにも突然くるものなのかなってガキながら実感してた。

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 ほんと、あのころが懐かしい。小学校のころの自分。本当にガキだったなぁ〜。んまぁ、今でもまだまだ大人になりきれていないんだけどねw

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