彼の決断。

2005年11月30日 パンヤ
 彼と出会って、まだほんの数週間。彼のことをもっと知りたいし、自分のことをもっと知ってもらいたい、そんな矢先の出来事だった。

 僕が気がついたのはクラブのメンバーの一人が、「あのブログみた?」という言葉からだった。彼がオンラインゲーム専用のブログを立てたのは知ってはいたのだけど、あまり見に行ったことがなかった。どうしてそんなこと聞くの?とそのクラブメンバーに問いかけると、「あいつ、結構なやんでるみたいなんだ。」と言うのだ。
 いったい何を悩んでいるのだろうと彼のブログへ。そこには切々と彼の心のうちが語られていた。その内容とは、『Panyaをやめるか、否か』ということだった。まさかアイツが・・・クラブのムードメーカー的存在のアイツがPanyaをやめる!?最初は信じられなかったが、この悩みにいたるまでは色々な理由があった。

 彼は、元はROをしていたらしく、とある理由からいったんROを離れなければならなかった。その暇つぶしのためPanyaをはじめたらしいのだ。最初は独りでやってればいいやと思っていたらしいが、自分の性格がどんどん人を集めていく結果になり、結局彼にとってPanyaが、いやPanyaで一緒に遊ぶ仲間が本当に好きな存在になってしまったのだ。しかし、もともとやっていたROの友人も裏切ることができず、どちらに残るべきか迷っている。

 おおよそはこんな感じ。彼のブログを読んだとき、あぁアイツは本当に人の痛みがわかってしまう奴なんだなって思った。そんな彼のために僕は一生懸命彼のブログに対する返事を書いた。どんな選択をするにしろ、お前が笑っていられる選択をしてよね、君の不幸なんて誰も望んじゃいないんだからって。

 そして彼は今日、一つの決断をした。それは・・・

 Panyaをやめるということ。

 そっか。僕はそう、一言つぶやいた。彼が一生懸命悩んだ末、出した答えなんだ。これでよかったんだ、よかったんだけど・・・やっぱり君の存在は僕の中で、いやきっとクラブメンバー全員の中で大きな存在になりすぎていた。あまりにも、あまりにもおしい。たとえ顔や声を知らない相手でも、さよならを言われるのは本当につらい。でも僕は君を引き止めたりしないよ。だって引き止めてしまったら、またそこで君は悩んでしまうんだろ?君はそういうイイヤツなんだ。だから、引き止めたりなんてしない。笑って君を送り出してあげるよ。だけど、これだけは覚えておいてね。

 お前が泣いても、僕たちは喜んだりしない

 君がよく言ってた台詞だ。冗談交じりだったけどねwこれは本当だよ。これだけは、忘れないで!

 よし、あと一月はいるんだろ?一緒にクラブ盛り上げてこぉぜ!!

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