エンカウント。

2005年8月7日
 新しいアパートに引っ越して1年と4ヶ月。まだ1度たりとも遭遇したことがなかった。このアパートでは会うことはないだろうとふんでいた。しかし・・・ついに今日、『奴』とエンカウントしてしまった!通称『黒光りの悪魔』に。
 
 顔を見合わせる1人と1匹。緊張感がはしる・・・しかし、僕はお前を逃したりはしない。この、『聖剣:エクスカリバー』(いらない冊子を丸めたやつ)がある限り!
 
 そして『奴』が一瞬隙を見せた!それを見逃さなかった僕は、痛恨の一太刀を繰り出す!!
 
 「でりゃ〜〜!!」 バチンッ!!
 
 ヒット!しかし、『奴』はしぶとい。ダメージを追いながらも、じたばた逃げ回った。そして、食器の洗い場の中にとどまった。
 
 ・・・ニヤリ!
 
 そこに、逃げたのが運のツキだった。すかさす僕は、
 
 水攻め、水攻め、水攻め〜〜!!
 
 溺れる『奴』。身動き1つしない。僕は勝利を確信した。しかし、
 
 ピクッ、カサカサカサ・・・
 
 「な、何!?『奴』には水は通用しないのか!?仕方がない、やはりこの『聖剣:エクスカリバー』(いらない冊子を丸めたやつ)で止めをさすしかない!!」
 
 弱りきった『奴』に最後の一閃をかました!!
 
 「これで終わりだ〜〜〜!!」 すぱこ〜〜んっ!!

 ・・・
 
 勝った。ついに僕は『奴』をゴミ箱に葬り去ることができた。頼む、もうあらわれないでくれ。僕はお前が苦手だ・・・

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