『プラチナ』 歌:坂本真綾

 この曲はアニメ『カードキャプターさくら』の3thOPだった歌です。このアニメがあり、この歌があったから坂本真綾さんと出会えたと言っても過言ではありません。

この曲は僕の人生に大きく影響しました。それは何かというと、さっき書いたように真綾さんと出会うきっかけになったということ。そして、好きな人に自分の気持ちを伝える勇気をくれたことです。
 
 あれは僕がまだ18才の時、国立大学の前期試験が終わった翌日、ある約束を果たしに家を出ました。その約束というのは、当時好きだった女の子に会うこと。僕が呼び出しました。自分の気持ちを彼女に伝えるために。
 でも僕は根っからのビビリで、今まで何人か好き人がいたのですが、18年間告白なんてしたことありませんでした。もう家出る直前なんて足ガクガク。なので気を紛らわそうと思い、この『プラチナ』を聞いたのです。
 もちろん、聞いたところで足の震えが止まったわけではありません。でも、彼女の家に向かう勇気をくれました。いや、「勇気をくれた」と思いたかっただけなのかもしれません。でもこの曲が僕の背中を押してくれたことは間違いありませんでした。
 
 『信じる それだけで越えられないものはない』
 『限界のない可能性がここにある この手に』
 『「思い」が全てを変えてゆくよ きっときっと 驚くくらい』
 
 「真綾さんもこう言っているじゃないか。」と。
 
 
 そして僕は、人生初めての大勝負に出るのでした。

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