一握りのユウキ

2004年11月29日 日常
 今日改めて感じたことがある。

 僕はなんて臆病なのだと・・・

 
 あれはスーパーへ買い物に行った時のことだ。全ての買い物をすませた僕はレジに向かっていた。すると・・・

 『えびとチーズのクリームドリア』(冷凍食品) 255円

 安いっ!!

 ついつい買ってしまった。そしてレジへ。
 僕の暗算によると今日の買い物は800円前後でおさまるはずだ。

 「ありがとうございます、1043円のお買い上げになります。」

 た、高っ!

 おかしい、僕の暗算にミスはないはずだ。あわててレシートを見る。

 『えびとチーズのクリームドリア』(冷凍食品) 420円

 や、やられた・・・

 店に表示されてた値段とレジでとおった値段が全然違う。ここで普通なら、
 「あの〜、これ255円って書いてあったんですけど。」
とお店の人に言うだろう。しかしぼくにはその一言を言うためのユウキを持ち合わせていなく、泣き寝入りしてしまうことになった。

 あぁ、ぼくに『一握りのユウキ』があれば・・・お店の人に声をかけるユウキが。

 『ユウキ』よりも『勇気』の方が僕にとっては重要だし欲しいのだけどね。

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