小さな男の子が救助隊の人に抱きかかえられたのを見た瞬間、僕は目じりが熱くなった。4日ぶりに瓦礫で埋もれた車の中から2歳の男の子が救出されたのだ。身を切るような寒さを乗り越えて、彼は無事生きていてくれたのだ。これは奇跡的だと専門家の人も言っていた。
 ただ、次に舞い込んできたニュースは最悪のものだった。

お母さんの方は病院で死亡を確認・・・

 とても残念な気持ちで一杯になった。できれば3人全員無事でいてほしかったのだけど、神様はそう何度も奇跡を起こしてくれなかった。本当に悔しい。
 この日記を書いている今、残る3歳の女の子を救助隊の人たちが全力を尽くして捜索しているところだ。どうか無事でいて欲しい。僕はこうして祈っていることしかできないけれど、それでも『何か』に届くような気がして、とにかく一生懸命祈り続けた。

 頑張れ、真優ちゃん!

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